高血圧の薬で痛風やガンになるのですか。？

2017/02/11 2018/03/25

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高血圧の薬を飲む年代は高い年代ですが、その高血圧の薬を飲んだならば、痛風やガンになるなんて聞いたならばどうしますか。びっくりですよね。ところが、あながちすべてがうそではないようです。

高血圧の薬で痛風になるの。

高血圧の治療に薬で痛風になることがあるんですかという患者さんがいたそうです。その理由を聞きますと健康雑誌に書いてあったそうです。そんな、記事を読みました。その方は「ビール好きなので、痛風になりたくない。」という理由で聞いたそうです。実は高血圧の治療に用いる薬(降圧薬)のなかには痛風につながる副作用を持つものがあります。それは、『サイアザイド系利尿薬」「ループ利尿薬」などです。利尿薬を服用しますと尿量が多くなり水分が排出されるので、血液量が少なくなり、血管の壁にかかる圧力を抑えます。つまり、血圧がさがるのですが高尿酸血症を起こし、痛風を引き起こす可能性が出てきます。一方、「ACE阻害薬(血圧上昇に関係する物質であるアンジオテンシンⅡの合成を阻害する）」「カルシウム拮抗薬（カルシウムイオンが血管の細胞内に入ると血管の細胞内に入ると血管が収縮する。それを防ぎ血圧を下げる。）」は、尿酸代謝に悪影響を及ぼしません。また、アンジオテンシンⅡ電信ツール受容体拮抗薬（アンジオテンシンⅡの働きを抑える。）は尿酸値を上げることなく、逆に下げる作用を持つものもあります。ちなみに、痛風の原因物質のプリン体を多く含むビールは、痛風の大敵と言われてきました。ところが、「今はどんな酒でもたくさん飲めば尿酸値が上がる。つまり、アルコールの摂取量が問題であり、ビールだけを目の方にするのは間違いという方向に変わってきています。むしろビールには合併症の1つの尿路結石を作りにくくするメリットもあります。と変わってきています。以前、ビールをたくさん飲むと痛風になると言われたことがあります。若し、家系に痛風の方がおられましたら高血圧の成分を調べてお医者さんに言ってみることですね。

高血圧の薬でがんの危険性が高まる

痛風ぐらいならばいいですが、ガンと言われますとちょっと考えますよね。実は、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬どういう降圧薬が、肺がんの発生に関連しているのではないかという研究発表され、専門家の間で物理をかもしています。血圧上昇に関係する物質であるアンジオテンシンⅡという物質の作用を弱める働きがあり、現在日本で最も使用されている高血圧の治療薬です。発癌発生のきっかけとなったのは、2010年6月の論文でこころ雑誌に掲載された論文です。この論文によりますと、過去5件の臨床試験を統合したところ、 ARBを扶養していた患者さんで、肺がんの発症率が25パーセント程度上昇していたという結果が得られたということです。ただし、なぜARBを服用すると肺がんが発生するのか、メタアナリシスという性格上全く言及されていません。つまり、この薬と発癌の関連を示す明確な科学的根拠はありません。たまたま　、臨床試験の対象者が６０代が中心であった。ということなのですね。つまり、がん発生も６０代になりますと増えてきます。それとラップしたのではないかと言われています。つまり、安心なことに高血圧の薬とガンに因果関係は認められないということです。