関節痛が和らぐ酢ショウガのしくみ！指も関節です。

寒くなりますと、 関節痛が悪化する、もしくは頻繁に痛みが現れるという人が多いのではないでしょうか。 関節痛のある方は、1年中痛いですが、 特に寒い冬になりますと関節痛の痛みが増えてくることが多いですね。 できることならば、その痛みから解放されたいですよね。 そこで、今、注目されているのが、酢ショウガなのです。

関節痛がおきるメカニズム

体が冷えますと、自律神経(意思とは無関係に血管や内臓の働きをしはいする神経)が乱れて、体温調節がうまくできなくなります。 わかりやすくいいますと、私たちが冷えや寒さも感じると、 自律神経のうちの交感神経(心身の働きを活発にする神経) のはたらきが活発になり、血管が収縮して熱が体外に逃げるの防ごうとします。 つまり、体の各所がこわばってしまい、その影響で痛みが強く感じてしまうのです。 　　次に体の冷えで血管が収縮して血流が悪くなると、血管を広げるために、 プロスタグランジンにやブラジキニンというといった生理活性物質が分泌されます。 　　しかし、一時しのぎでは血管を拡張したところで、全身の血流がさほど増えるわけではありません。 しかも問題なのは、プロスタグランジンやブラジキニンは痛みを引き起こす発痛物質でもあるので、 体内に多く発生すると、腰痛や膝痛なども痛みが悪化するのです。 　そこで解決策として、 体を常に温めて血流を促し、発痛物質を排出することが重要になってきます。 この効果的な体温アップと、血流の改善が期待できるのが、酢ショウガなのです。

関節が和らぐ仕組み

　関節は、体が冷えて血流が悪くなると、発痛物質がスムーズに排出されなくなり、増悪しやすい。 そこで、血流を促す成分の酢ショウガをとれば、体を温める効果が短時間で得られ、 関節のこわばりや痛みが和らぐと考えられるのです。 また、関節痛になりますと動くのがおっくうになりますが 体を温めるということからはできるだけ動くことが大切です。 なぜならば、動くこと（運動）によって体の内部からあたたまることになります。 外部から温めるのではなく内部から温めることが大切なのですね。

体温アップの理由

生姜の成分の中で、特に体を温める作用を発揮するのは辛み成分ののショウガオールです。 この小学校には、血管拡張作用のほか、体脂肪や糖の燃焼を促して、 体温をあげる強い働きが認められています。 　次に、酢について見てみますと、酢に含まれているクエン酸が、 エネルギーを生産する「クエン酸回路」を活性化させ、 糖や脂肪の燃焼を高めて体温のアップに役立ちます。 私たちが食べ物からとった糖や脂肪はアセチルC０Aという酸に分解されます。 アセチルC０Aはクエン酸に変化して、その変化が繰り返される過程で初めてエネルギーが生産されます。 つまり、体内に取り込まれるクエン酸の量が増えるほど、エネルギー生産が活発になって体温も上がりやすくなるのです。 さらに、生姜の成分には、発痛物質の発生を抑える作用があることが確認されています。 その効果は、消炎・鎮痛薬のイブプロフｴンに匹敵するとされ、関節痛やリュウマチの痛みを和らげる鎮痛作用も期待できます。 時に、生姜は生のものをスって使う方が効果があります。 よく、チューブ入りの生生姜も有りますが 経験則から言いますと自分でスった生姜の方が辛味もあり効果が高いような気がします。 でも、時間のない方にはこのチューブ入り生姜が役にたちます。 よく管理人がすることに 白湯にこのチューブ入り生姜を入れて飲みます。 体が温まったという強烈な感じはありませんが少なくとも 体温が高いということは、ガン予防になるということなので、 ちょくちょく飲むことがあります。 手軽で便利ですよ。

酢ショウガの作り方

一般的な酢ショウガの作り方です。」 1. しょうがは皮ごと使います。よく洗ったら、1ミリ幅程度に薄くスライスしたり、みじん切りにしたり、すりおろして、保存容器に入れます。 2. 1のなかに、お酢を並々と注ぎます。 3. 最後にはちみつを加え、一晩浸けたら出来上がりです。 別の飲み方として、白湯にチュウブ入りショウガを入れ、すし酢をチョット入れて 飲む方法です。 どちらがいいかわかりませんが時間のない方には朗報になるでしょう。

まとめ、

関節痛やリュウマチに対するショウガの効果は、あくまで痛みの緩和であり、 痛みを引き起こす骨や関節の変形や神経の圧迫を解消するものではありません。 でも、体温をアップすることは多くの体の不調を整える効果もあります。 整形外科などで治療を続けながら、セルフケアとして酢ショウガを役立てるといいでしょう。 個人的見解としては、どうもアルコールは痛みを強くする可能性がありますね。 関節といいますと腰や足を思い浮かべますが、実際は指も関節になります。 痛風などで指の痛い方もおられるかも知れません。 痛風が酢ショウガで治るとは思いませんが、体温を高くすることは 健康管理になります。 その意味でも、生活の中に取り入れてみましょう。

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