土用丑の日の 食べ物はうのつくものうなぎ なぜなのでしょう。?
2021/07/07
土用丑の日はウナギを食べる日といわれます。
しかし、今やうなぎは高級食材でありなかなか食べることは一般庶民にとって 難しいと思われます。
すでに、お値段が高騰しているんです。
土用丑の日
土用の丑の日がなぜあるのか。
その理由知ってる人は少ないと思います。
そこで、調べてみました。
讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が多いのです。
そもそも、ウナギを食べる習慣は、都会ではありますが 田舎ではありません。
むしろ田舎では ウナギを食べるような所得がないためと思われます。
実際に、ウナギをつるにもなかなかつれません。
やはり、土地柄が関係してくると思われます。
土用丑の日 食べ物
ウナギが入手困難になってきていますので、 ウナギに代わる代用品があるのでしょうか。
実は、近畿大学でナマズを代用品にすることができるように なったそうです。
このナマズはウナギと同じ味がするそうです。
ナマズは、住んでいる水によって変わってくるそうです。
実際に、ナマズを食べてみればわかります。
水臭いです。 あまり水臭いので醤油をかけて食べました。
でも、かば焼きはしたことがありません。
ウナギに比べ、ナマズはたくさんいます。
しかし、餌を変えることによってウナギに近づいたそうです。
かば焼きのことと思いますが、 ウナギの味がするならばナマズでも同じです。
その研究に、近畿大学は成功したそうです。
海産物にとって近畿大学は大変すばらしい大学です。
土用丑の日うのつくもの
土用丑の日にうのつくものを食べる風習があります。
うなぎ以外になにがあるのでしょう。
ちほうに よってはウのつくものとして、馬肉(うま)、牛肉(牛)、うどん 瓜、梅干しなどが食べられています。
ところでウナギにはどんな栄養分が含まれているのでしょう。
レチノールが豊富です。
この物質は、体内でビタミンAとして作用します。
レチノールの効果 皮膚を活性化したり、のどや鼻の粘膜を健康に保つ働きがあり、 免疫力を高め、細菌やウイルスに対しての抵抗力をつけます。
レチノールは、うなぎの肝により多く含まれています。
脂質にはDHAやEPDがたくさんふくまれています。!
DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPD(エイコサペンタエン酸)の効果 DHAは、脳の発達を助ける作用があります。
EPDはアレルギー症状の改善に効果があり 悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用があります。
ということは、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。
うなぎのヌルヌルの効果 ムコ多糖質は、胃の粘膜の保護や消化吸収を助ける働きがあります。
ヌルヌルの正体は、ムコ多糖質という成分です。
ほかにも、カルシウムも豊富ですし、皮の内側にあるコラーゲンは、皮膚の栄養に役立ちます。
コラーゲンが皮膚に良いのは有名ですね。
尚、うなぎのパワーを高めたい時は、野菜と一緒に摂取するのがいいそうです
まとめ
これからは、土用丑の日もすたれていくことになるでしょう。
なんといっても、ウナギを入手することが難しくなってきているのです。
一般庶民にとってウナギはもうすでに高級食材になっています。
しかし、ウナギはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待できる食べ物です。
なんといってもおいしいのが有難いです。
ただ、鰻の旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味がおちるそうです。
ウナギはどちらかと言うと海辺に近い方が良く取れるのではないでしょうか。