NASA三十数年ぶり金星探査を再開・中国に対抗か!
中国が独自の月探査ロケットを飛ばしましたが、日本は、何もできていません。
せめて、同盟国であるアメリカに、イニシアチブを取ってもらいたいものです。
ニュース
米航空宇宙局(NASA)は2日、金星探査ミッション2件を採択したと発表した。
距離や大きさが地球に最も近い惑星ながら、高温・高圧の過酷な環境が障害となっていた金星の本格探査が、米国では三十数年ぶりに再開することになる。
候補4件の中から採択されたのは「ダビンチ・プラス」と「ベリタス」の2件。それぞれ5億ドル(約550億円)を投じ、2028~30年の探査機打ち上げを目指す。
このうちダビンチ・プラスは、金星を覆う厚い大気に探査機を突入させ、その組成を詳しく調査。
標高の高い「テセラ」と呼ばれる複雑な地形の高精度画像も撮影する。
米主導による金星の大気観測は1978年以来で、NASAは「地球型惑星の生成に関するわれわれの理解を塗り替える可能性がある」と意義を強調する。
ベリタスは金星周囲の軌道を周回して、レーダーで地表の標高など観測。
金星地表ほぼ全域の3D地形図を作成する。
観測データは、金星でのプレート運動や火山活動の有無を探査するこのことになっている。
ウィキペディア
(Wikipedia)
金星(きんせい、ラテン語: Venus 、英語: Venus )は、太陽系で太陽に近い方から2番目の惑星。また、地球にもっとも近い公転軌道を持つ惑星である。
地球型惑星であり、太陽系内で大きさと平均密度がもっとも地球に似た惑星であるため、「地球の姉妹惑星」と表現されることがある[2]。また、太陽系の惑星の中で最も真円に近い公転軌道を持っている。地球から見ると、金星は明け方と夕方にのみ観測でき、太陽、月に次いで明るく見える星であることから、明け方に見えるものを「明けの明星」、夕方に見えるものを「宵の明星」という。
金星には二酸化炭素(CO2)を主成分とし、わずかに窒素を含む大気が存在する。気圧は非常に高く、地表で約92気圧(atm)ある(地球での水深920メートルに相当)。地表での気温は約730K(約460℃)に達する[3]。高温となっている金星地表から雲層(高度45-70km)までの下層大気の温度勾配は、雲層の上端で有効温度になるような乾燥断熱温度勾配にほぼ従っており[3][4]、高度50km付近では1気圧で約350K(75℃)、55km付近では0.5気圧で約300K(27℃)と、地球よりやや高い程度である。
金星の自転は非常にゆっくりなものである(#自転を参照)が、熱による対流と大気の熱慣性のため、昼でも夜でも地表の温度にそれほどの差はない。大気上層部の「スーパーローテーション」と呼ばれる4日で金星を一周する高速風が、金星全体へ熱を分散するのをさらに助けている。
高度45kmから70kmに硫酸(H2SO4)の雲が存在する[3]。このH2SO4の粒は下層で分解して再び雲層に戻るため、地表に届くことはない[3]。雲の最上部では350km/hもの速度で風が吹いているが、地表では時速数kmの風が吹く程度である。しかし金星の大気圧が非常に高いため、地表の構造物に対して強力に風化作用が働く。
まとめ
日本も国土が小さいが、なんとか、宇宙開発参加に入りたいものです。
このままでは、中国に力で圧倒され、尖閣諸島も取られてしまうような感じがしてきます。
宇宙にも、存在感を示したいものです。「